七つの会議
池井戸潤の七つの会議を読みました。
空飛ぶタイヤより先にこっちを読んでたんだけど書くのは後になっちゃいました。
七つの章で構成されて、各々の章で人が変わり、各々の視点、考えが見えてくる。話は中小の部品会社で、目立たない部署の営業、万年主任、エリート部署のエリート営業、事務さんなどなどが登場。エリート営業が急に異動になり、後釜に入ったはいいのだけど腑に落ちない。何かがおかしい、、、
会社のため、お客様のために、家族のために仕事をしているのにどこで優先順位を、やり方を間違えてしまうのか。
ひと昔前の大企業に入ったから定年まで安心、とは全く言えなくなった世の中で、何に向き合うのか、何を第一に考えるのか、と。堀江貴文の本やアドラー本の嫌われる勇気で読んだことも思いながら読みました。
気づいたらこの本での主役の主役は、この人じゃないよなぁと思っていた人だったりで意外なところでも楽しめましたね。