gocha124の日記

ごちゃごちゃ書きます

空飛ぶタイヤ

池井戸潤の空飛ぶタイヤを読みました。

週刊誌に三菱自動車の燃費不正の記事があって、そこに紹介されてました。元幹部がこの本の内容に苦々しく感じた、とかなんたらとあって、自分の今やってるお客様が品質関係の仕事をしてて興味が湧いたのと、池井戸潤の作品なら外れは無いだろうと思い読みました。

2004年のリコール隠しを題材にしてるんだろな、と読み進めました。中小企業の社長と超大手企業の幹部、品質部門、財閥に勤めるサラリーマン、事故被害者らが登場。怒り、哀しみ、悩み、もがき、社長が社員に支えられ、大企業相手に闘う姿の描写に引き込まれ、あっという間に読み終えました。

最期、自動車会社がどのような結末を迎えるのか。読み終えて、なるほどなぁ、面白い、と思いました。

 

お薦めです。

空飛ぶタイヤ(上) (講談社文庫)

空飛ぶタイヤ(上) (講談社文庫)

 
空飛ぶタイヤ(下) (講談社文庫)

空飛ぶタイヤ(下) (講談社文庫)